ムツボシテントウってどんな虫?
体は小さめのてんとう虫ですが、その体に大きな6つの星模様が可愛らしいテントウムシです。
ムツボシテントウの特徴
オレンジ色~赤色のボディのベースカラーに、大きな6つの星がバランス良く並んでいます。
胸のところは黒色で、頭の付け根や外側に赤色の部分が細く入ります。
ムツボシテントウの生態
ムツボシテントウはほとんどメスしか見つからにようです。
国内では採集例がないようで、オス無しで繁殖をする「単為生殖」をしていると考えられています。
海外では中国などでオスの発見例があるらしく、日本でも稀に見つけることはできるのかもしれませんが、外見上の違いはほとんどないので交尾器の観察をしないとわからないようです。
ほとんどメスで単為生殖をしているけど、たまにオスが見つかる昆虫だとナナフシモドキなどが思い浮かびます。
ムツボシテントウの越冬
成虫の状態で樹皮下などで越冬します。
ムツボシテントウの分布や生息地
分布は本州から九州までの広い範囲で見られるてんとう虫です。
しかし、夜行性で夜に木の上などで活動しているようなので、あまり見かける機会は少ないかもしれません。
昼間や冬場などは樹皮の下で休んでいるムツボシテントウを探したほうが出会えるかもです。
ムツボシテントウの仲間をもっと見る!
テントウムシ科まとめ 天道虫図鑑
関連記事(一部広告含む)