クロテンシロチョウ

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クロテンシロチョウの写真

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日陰でクロテンシロチョウが一匹静かに休んでいました

青紫の花に白いチョウが止まっているのはとても華やかです

裏羽には波状の模様が入っています

クロテンシロチョウってどんな蝶?

クロテンシロチョウは、シロチョウの中では小型の方で羽の形も丸っこいので可愛らしい印象のチョウチョです。昆虫館などで南国のチョウと一緒に飼われていることもありますが、大型のチョウに混じってゆっくりと飛ぶ姿には趣があって良いですね!

白く柔らかい印象を持っているので、優しい光の逆光などで透明感を持って撮影をすると、クロテンシロチョウはとてもかわいく撮影できます。

日本に入ってきたのは「1988年」以降

かつて国内には生息していませんでした。1998年以降には与那国島から始まり、八重山諸島(石垣島、西表島、波照間島)の各地で継続して発生しているのが確認されています。分布が少しずつ広がってきたようです。

目立つ黒い紋

黒い紋があるチョウと言えばモンシロチョウが連想されますが、クロテンシロチョウの表の羽にも目立った黒い紋があります。表の羽の真ん中くらいに一個だけぽつんとあります。クロテンシロチョウはあまり羽を開いて止まることがなかなか無いので、見る機会もそんなにありませんが、羽を閉じていても逆光などで透けて見えるとたしかに黒い点があるのだなってことがわかります。

ちなみに、羽を閉じたときの裏羽には緑褐色の波模様が全体的に入っています。しかし、派手なコントラストで模様が入っているわけではないので柔らかく可愛い印象は変わりません。

吸ミツするのに花に止まっているところ

クロテンシロチョウが紫の花に止まっている写真
青紫のきれいな花で吸ミツ中のクロテンシロチョウです。羽の重なっているところをよく見てみてください。大きな黒い紋が透けているのがわかりますね。

羽は閉じて止まる

羽を開いて止まることはあまりなく、休息するときやミツを吸う時でも羽を閉じたままです。

オスとメスの違いはそんなにない

オスとメスの見分けは難しいです。裏の模様はほとんど一緒で、違いとしてわかるようなものはよくわかりません。強いてあげるなら、丸っこい羽をしていますがメスはさらにちょっとだけ丸っこい印象をしているのと、メスのほうが腹部がやや太い傾向があるくらいです。

生息環境など

平地から低山地の暗い樹林の中や林縁などで、低い位置をかなりゆっくりと飛んでいます。暗いところが好きなのかはわかりませんが、ゆっくりと大きな葉っぱの影などに入っていってのぞき込んでみると、そこで葉っぱに止まって休んでいたりします。

吸ミツする時には日差しの中でもセンダングサを始め色んな花にやってきます。吸水行動が見られることもあるようです。

シロチョウ科まとめ 蝶の図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。
詳細なプロフィールはこちらのページで。

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