ヤエヤマムラサキ

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ヤエヤマムラサキの写真

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羽の先が白くなっている部分は大小の変異も大きいようだ。

じっと休んでいる。羽を広げると、羽先の紫光沢が輝いてとても綺麗だ。

ヤエヤマムラサキってどんな蝶?

タテハチョウ科

チョウの分類の中にタテハチョウ科があります。ヤエヤマムラサキはタテハチョウ科の一種で、この仲間にはマダラチョウやジャノメチョウの仲間などが含まれています。

ムラサキはメスだけ!?

オスは全体的に茶褐色で、縁の方に白い斑点が並びます。

メスは表の羽の先が裏面では白くなり、表面では紫色に輝いています!

オスとメスで模様が違ったり雰囲気の変わるものは多いのですが、チョウを含め生物全体ではオスの方が鮮やかなデザインをしていることが多いのです。オスはメスの気を引かなければならないからですね。ですから、メスの模様の方が鮮やかなものは珍しいのではないかと思います。

~~ムラサキと名前のつくものは、他にも「リュウキュウムラサキ」や「メスアカムラサキ」などがいますが、どちらのオスも大きな紋や紫色が入っています。

葉っぱでじっとしているヤエヤマムラサキ

ヤエヤマムラサキの写真
羽の先に白い模様が入っているのでヤエヤマムラサキのメスですね!葉っぱにじっとしていたので、卵もあるのでは?と期待しましたが、この時は確認はできませんでした。

卵を守る

チョウの中では珍しく卵を守る行動が観察されます。チョウの多くは、幼虫が食べる植物を見つけてはちょっとずつバラバラに卵を産み付けていくのが一般的です。

しかし、このヤエヤマムラサキはオオイワガネという幼虫が食べる葉っぱの裏に一箇所にまとめて産卵します。そして、卵を生んだメスは孵化(ふか)するまで卵を守っています。葉裏で逆さまに止まっているヤエヤマムラサキを見つけたら、そこには卵がたくさんついているかもしれません。

まだ完全には定着していない??

八重山諸島に分布しているのですが、本土の方でもたまに見られるようで、迷チョウとして記録されたりしています。海を渡って飛んでいくのですね!しかし、まだ全く見られない年もあるらしいので完全には土着しているわけではなさそうです。

台湾などではマダラチョウなどに混じってよく見られる昆虫なので、飛んで日本に渡ってきているのでしょう。渡ってくるチョウは他にもいますが、海を超えてくるなんて本当に凄いと思います。途中で命を落とすものも多いはずです。

タテハチョウ科まとめ 蝶の図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。
詳細なプロフィールはこちらのページで。

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