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アカシマサシガメってどんな虫?
地表性のサシガメで、地面を歩いているところを見つけることの多い昆虫です。
しゃがんで色々探していると木の根っこの辺りなんかを歩いていたりしますね。
赤色と黒色のコントラストの高い模様が美しい種類です。
サシガメ科
昆虫の仲間の分類にカメムシ目があり、その中に「サシガメ科」が入っています。アカシマサシガメはその中の一種になります。サシガメ科にはヨコヅナサシガメやアカサシガメなどが含まれています。
アカシマサシガメの特徴
赤黒のシマシマ模様
黒色の体に赤黒の縞々模様が特徴的なサシガメの仲間です。似た種類は他にもいるのですが、胸のところが全体的に深いワインカラーになっているのは特徴的です。似ている種類のクビグロアカサシガメでは胸の部分の前半分は黒色をしています。
頭と脚(アシ)が全体的に黒いところも特徴的です。背中の模様には個体差があります。
生態や成長
食べ物や餌(エサ)
肉食性のカメムシで、ヤスデなどを好んで捕食するようです。
地面を歩くのが好き
地面や草地を歩いているのをよく見かけるカメムシです。落ち葉の下なんかない隠れていたりもするようです。踏んでないとよいのだけれど・・・。
地表を歩くアカシマサシガメ
成虫で越冬
成虫で越冬するようで、春先に暖かくなると出てきます。春の早い段階から見られるカメムシの一種ですね。
分布や生息環境
本州から九州まで見ることのできるサシガメの仲間です。
南西諸島からの記録もあるようですが、疑問点があるらしく「?」をつけて掲載してます。
地表性で植物の根際や石の下などから見つかることの多い種類です。