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シマサシガメ

シマサシガメの写真

写真ギャラリー

若齢の幼虫(大阪)

幼虫(大阪)

大きな獲物でも仕留める(大阪)

ヒメカメノコテントウを捕食する幼虫(大阪)

ストロー状の口を刺して獲物を倒します(大阪)

脚が縞のように見えます(大阪)

シマサシガメ(大阪)

サシガメ科まとめ 刺亀図鑑

シマサシガメってどんな虫?

サシガメと呼ばれる、他の昆虫を捕らえる肉食のカメムシの仲間がいます。
春先から幼虫が草木の上などで見られ、小さ体ながらに他の昆虫を捕食している姿が印象的です。

シマサシガメの写真
ヒメカメノコテントウを捕食するシマサシガメの幼虫。

サシガメ科

カメムシの仲間の分類にサシガメ科があります。シマサシガメはその中の一種になり、肉食性のカメムシのグループです。
この仲間には、ヨコヅナサシガメやヤニサシガメなどが含まれています。

シマサシガメの特徴

ヤニサシガメと雰囲気が似ていますが、ヤニサシガメは脚(アシ)がゴツゴツしています。
シマサシガメは脚に3つの縞模様が入っているのも特徴です。

脚が黒化した個体が現れるようですが、一番の特徴が隠れてしまうとモンシロサシガメと紛らわしくなります。

シマサシガメの写真
脚(アシ)には縞模様が入ったように見えます。

生態や成長

食べ物、餌(エサ)は?

他の昆虫を捕らえて体液を吸います。
イモムシ類など他の昆虫を捕まえている姿がよく見られます。
ストロー状に尖った口で刺されるとひとたまりもないようで、大きな獲物を捕まえている姿も見かけます。

シマサシガメの写真
ストロー状の口を刺して体液を吸います。
シマサシガメの写真
自分の体長より大きな獲物でも捕まえてしまいます。

幼虫

幼虫のときから脚(アシ)には縞模様が入っています。

シマサシガメの写真
幼虫

成虫

成虫になると羽があるので、わかりやすいです。
少し細身だけど、ハンターの雰囲気がありますね。

シマサシガメの写真
成虫

分布や生息環境

本州から九州まで生息しています。
平地や山地の草木の上で見かけることが多いです。
春先からはサクラの木などでよく見かけますね。

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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