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ヒメキマダラセセリってどんな虫?
森林性のセセリチョウで、樹林の林縁や草原で見ることができます。
少し山地などに入っていくと、比較的よく見られる昆虫ですが植林などで生息環境が暗くなって個体数が減ってきているようです。
ヒメキマダラセセリの特徴
羽を閉じたときの裏面は翅脈が黒い筋状になっています。
コキマダラセセリとの違い
コキマダラセセリはヒメキマダラセセリと違って羽のスジが完全に黒くはなりません。
少し黒色も入りますが淡い印象です。
ヒメキマダラセセリの生態
食べ物や餌(エサ)
幼虫の時期にはススキなどのイネ科の植物を食べて育ちますが、成虫になると花のミツなどを吸います。
日中に林縁の低い位置を敏速に飛び回ってヒメジョオンやアザミ類などの花にやってきます。
幼虫の特徴
幼虫の顔は面白く、まるで隈取のような独特な模様があります。
複数の葉を合わせて巣を作る習性があります。
ヒメキマダラセセリの分布や生息地
本州から九州までの低山地から山地の樹林近くなどに住んでいます。
市街地などではあまり見られません。
海外では、ロシアの東部や朝鮮半島、中国の東北部などでも見ることができます。
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