写真ギャラリー
ベニシジミってどんな蝶々?
シジミチョウ科の代表種
ベニシジミはチョウ目シジミチョウ科の昆虫で、かなりよく見ることのできる普通種です。
よく見られるシジミチョウの仲間には他にヤマトシジミなどもいますが、その中でも赤い紅色の羽を持っているのが特徴的でよく目立ちます。
普通種ではありますが、他のシジミチョウと比べても目立つのでシジミチョウと言えば「ベニシジミ」って人も多いのではないでしょうか。
美しい紅色をしたチョウチョ
赤色のシジミチョウの印象が強いですね!
実際には赤、黒、白の三色でデザインされた美しいシジミチョウです。
平地や都会の方でも見られるが、よく見られるヤマトシジミなどは白と青っぽい印象なので、ベニシジミの紅色はよく目立ちますね。
春型と夏型の違い
春から秋にかけてよく見られるが、春先に見られるのは赤色が美しく「春型」と呼ばれます。
夏に出てくるものは少し黒っぽくなって地味になるのですが、それを「夏型」と呼びます。
ベニシジミの卵
ドーム型で凸凹(でこぼこ)している不思議な形の卵です。
卵といえば真ん丸なイメージなんですが、この不思議な形の卵を器用に産み付けることにびっくりしますね。
ベニシジミの幼虫
幼虫は若齢の時は葉っぱの裏からかじって見つからないようにしているんですね。
うまいことやっていると感心するのは、表面までかじらずに穴を開けないように気をつけて食べているんです。
見つかりにくくするためだと思うのですが、器用に食べるものです。
基本は緑色の幼虫ですが、たまにピンクっぽい色をした幼虫が見つかるようです。
ベニシジミの蛹(サナギ)
凹凸の少ない丸っこい印象のサナギです。
サナギにったばかりの時には緑っぽいのですが、だんだん茶色っぽくなっていくようです。
ベニシジミの成虫のカップル
無事に羽化して成虫になったベニシジミはペアを探します。
反対向きでお尻を合わせている姿はちょっとハートを連想させて可愛いと思います。