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マメノメイガってどんな虫?
全国的に見ることのできる蛾の仲間で、明かりにやってくる習性があるので玄関先にもやってきたりします。
草むらの中で飛ぶ姿もよく見るのですが、体を持ち上げたような姿勢で止まっているのが印象深いです。
秋に数が増えて、稀に大発生することもあるようですね!
ツトガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群にツトガ科はあります。
マメノメイガはツトガ科に含まれている一種です。
マメノメイガの特徴
羽の模様が特徴的で、後ろの羽はちょっと透けています。
前後の羽を広げて止まっているのをよく見かけ、体を持ち上げるような姿勢になります。
飛び立ったところを追いかけると、葉っぱの裏に止まったりします。
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生態や成長
食べ物や餌(エサ)
幼虫はダイズ、アズキ、クズ、インゲンなどのマメ科の植物を好みます。
花やツボミもべますが、さやに潜って中のマメ部分も食べたりします。
走光性
光に集まる習性があり、走光性(そうこうせい)と呼ばれます。
ライトなどにやってくるので、玄関先の光にやってきて壁にくっついていたりもします。
幼虫から蛹(サナギ)
卵はマメ科の花やツボミなどに1粒ずつ産卵されます。
幼虫は、クズの花などでは糸を吐いて作った簡単な巣を作って潜んでいます。
成熟すると、白い繭を作ってサナギになります。