写真ギャラリー
ノコメトガリキリガってどんな虫?
冬に見られるキリガの普通種です。
葉っぱも落ちてしまった冬の時期に散歩していると、夏にはカナブンやハナムグリがやってきている樹液の木に一匹の蛾がとまっていました。
フユシャク以外の、冬に出てくる「冬夜蛾(キリガ)」に興味を持つきっかけになった出来事です。
淡い色をしていますが、暗色に赤い筋の入った個体もいます。
ヤガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群です。ヤガ科の昆虫たちは、なんと1000を超える種類が確認されているそうで、とても大きな分類群であることがわかります。
冬夜蛾(キリガ)として、冬に見られる蛾の仲間で「ヨトウガ亜科」に分類されています。
ノコメトガリキリガの特徴
羽を閉じたときに「ハ」の字や「く」の字に見える模様が特徴的です。
生態や行動
食べ物や餌(エサ)は?
幼虫はモモやサクラのなどを食べて成長します。
冬の樹液にやってきている成虫を見かけたので、冬場でも樹液などで栄養をとっているようです。
幼虫(イモムシ)
幼虫はモモやサクラなどのバラ科植物やツバキなどを食べて成長します。
生息地と分布
北海道から九州まで広く見られます。
海外では朝鮮半島、ロシア南東部、中国での記録があるようです。
ノコメトガリキリガの仲間をもっと見る!
キリガの仲間まとめ 冬夜蛾図鑑
ヤガ科まとめ 夜蛾図鑑
関連記事(一部広告含む)