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オキナワツノトンボってどんな虫?
トンボとは違う昆虫
名前にトンボとついているので勘違いされることがあるのですがツノトンボはトンボではありません。ツノトンボの特徴としては大きな複眼や透明な羽、長めの腹部の形から似ているような気がしなくもありませんね。
しかし、実際に近くで見てみると長い触角やフワフワの毛が沢山あったり、飛んでいる姿もハタハタ飛んでいるのが大きく違う点です。顔のあたりを見ると、棍棒状に先の膨らんだ触角などはまるでチョウチョのようでもあります。実際には「カゲロウの仲間」で、クサカゲロウなどに近い仲間とされています。
代表的なトンボ「シオカラトンボ」と比べてみる
トンボ科の昆虫と見比べると全然違う雰囲気だとわかりますね。
ツノトンボ科
昆虫の分類にアミメカゲロウ目があり、オキナワツノトンボはその中のツノトンボ科に含まれています。この仲間にはオオツノトンボやキバネツノトンボなどが含まれています。
似ているヤエヤマツノトンボとの違い
似た種類にヤエヤマツノトンボがいますが、そちらでは触角の先が黄色くなっています。ここで紹介しているオキナワツノトンボは触角が黒いのが違う点ですね!普通のツノトンボは南西諸島にはいないのですが、この二種類は石垣島と西表島では混生しているようです。
複眼が上下で分かれる
複眼は昆虫の目の部分のことです。そこが上下に分かれているのも特徴的です。ツノトンボの仲間がみんな同じ特徴を持っているわけではなく、同じツノトンボの仲間でもオオツノトンボなどは複眼が上下にわかれません。