毎月昆虫に出会える!「月刊ムシミル」

16号「月刊ムシミル」昆虫クイズの解説

昆虫をテーマにしたクイズ!

月刊ムシミルでは昆虫を題材にしたクイズ、「ムシミルクイズ」を毎月掲載しています。
第16号でも、色んな昆虫からクイズを出題しています!

こちらは、クイズの内容をもっと詳しく解説したページになります。

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さぁ、全問正解できたかな?

Q1.表紙のオカモトトゲエダシャクの幼虫はどっちかな?

ムシミルクイズ16号01画像

Q1.答え 「A

冬の終わり頃、春がくるかな?くるかな~ってときに成虫が姿を表すオカモトトゲエダシャク。

幼虫も特徴的な姿で、成長すると白黒模様の「鳥のフン」のように擬態しています。
しかも、からだをくねらせた静止姿勢が面白い幼虫なんですね。

写真はどちらもシャクガの仲間なので、尺を取って歩いているところをクイズの写真に使っています。

ちなみにBの幼虫は「チャバネフユエダシャク」という、冬にだけ成虫が姿を表すシャクガの仲間の幼虫です。

参考:オカモトトゲエダシャクの幼虫のすごいポーズ

オカモトトゲエダシャクの写真
すごいポーズでじっとしています。他の写真はこちら→オカモトトゲエダシャク

Q2.どっちがエダナナフシかな?

ムシミルクイズ16号02画像

Q2. 答え「B

細長い姿が似ている「ナナフシモドキ」と「エダナナフシ」を見分けるクイズです!
正解はBで、エダナナフシの幼虫ですね。

体や脚(アシ)の模様など、違って見えるポイントは色々ありますが、大きく違うのは触角の長さです。
Bのエダナナフシの幼虫の触角のほうが何倍も長いのです。
幼虫の時からその特徴がはっきりと出ているんですね。

基本的には触角の長さで見分けるのが簡単で良いと思います!

Q3.どっちがタマムシ?

ムシミルクイズ16号03画像

Q3.答え 「A

答えはAで、タマムシの中でもチビタマムシと呼ばれる仲間です!

タマムシも日本には200種類以上が生息していて、ヤマトタマムシのような大型の種類はほんの一握りです。
チビタマムシや、ナガタマムシなどの小型の種類もたくさんいるんですね。

Bはマルカメムシの成虫です。
ちょっとフォルムや大きさが似ているものを探していきました(笑)

洗濯物についていたりして、知っている人も多いカメムシの仲間ですが、丸っこい玉のようなフォルムなのでカメムシの仲間と知らない人も多い昆虫ですね。

大型のタマムシを見つけるとなんだか嬉しい気持ちになるものですが、他にもたくさんのタマムシの仲間がいるのでとても興味深いグループなんですね。

参考:チビタマムシの顔とヤマトタマムシの顔

同じタマムシの仲間なので、なんとなく顔が似ています!

クズノチビタマムシの写真
クズノチビタマムシの顔
ヤマトタマムシの写真
ヤマトタマムシの顔

さぁ、今回は何問正解できたかな??


今月のクイズはこれでおしまい!
ちょっとでも楽しみながら昆虫のことを知ってもらえると嬉しいですね。
また、外で見かけた時には色んな昆虫を観察してみてください!

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綺麗な写真をたくさん使って紹介していますので、他の昆虫も是非ご覧になってください。
これからもムシミルをよろしくお願いします!

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

昆虫の面白い!魅力たっぷり!
たくさんの人にそれを知ってもらうことで、人も昆虫もよりよい未来を築いていけたらと思ってこのサイト「ムシミル」を運営しています。

カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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