ノコギリカミキリ

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ノコギリカミキリ

概要

写真ギャラリー

いかつい顔をしている(大阪)

触角がギザギザしていてノコギリみたい(大阪)

触角が太くなっているのでこの個体は♂ メスの触角は細い(大阪)

胸部に艶(ツヤ)があるのがニセノコギリカミキリと違うところ(大阪)

黒い体はなかなか迫力がある(大阪)

ノコギリカミキリとはどんな虫?

ノコギリの名前の由来

大きなカミキリムシだが、その特徴はギザギザの触角にあります。
長い触角の一つ一つの節がしっかりしたギザギザなので、そこからノコギリが連想されるんですね。

黒いカミキリムシ

ノコギリのような触角も特徴的ですが、大きく真っ黒な体も他にはなかなかいません。
黒一色の色彩の中に、つやのある部分と無い部分がありますが、シンプルな中にこだわりを感じることのできるデザインだと思います。

迫力のあるデザイン

ギザギザの触角に大きく黒い体。
アゴもしっかりしているので噛まれたら痛そうです。
そしてちょっと顔が怖いんですね。

足が速い!?

ちょっと面白いのが、歩く速さがなかなか速いのです!
大きく太い体をしているので動きもゆっくりなのかな?と思って捕まえようとすると、めちゃくちゃ速く動くのでかなりびっくりします!

よく見ると、歩く時に木や地面を掴んでいるのは脚の先というよりは、その付け根で歩いているように見えます。
人間でいうとかかと歩きをしているような印象ですね。

ノコギリカミキリ
ノコギリカミキリは脚(アシ)の真ん中のところにもしっかりとした爪がついている。ここを器用に使って歩く。

ノコギリカミキリの分布と生息地

北海道から九州まで全国的に見られるカミキリムシです。
平地から低山地や丘陵の針葉樹林に多いようですが、針葉樹がまばらな場所でも見かけることがあります。広葉樹で見つかることもありますね!

オスとメスの違い

メスの方が一回り大きく、触角が短いです。
そして触角はオスは太くてギザギザなのですが、メスの方はほっそりとした触角をしています。

ノコギリカミキリとニセノコギリカミキリの違い

とても良く似たニセノコギリカミキリという昆虫がいます。
多分あとから見つかったという理由で偽(ニセ)とかつけられたんでしょうね。

ノコギリカミキリは前胸背のところの艶が強いです。
ニセノコギリカミキリは前胸背にも点刻がたくさん入って艶が弱くなっています。
ここが一番わかり易いポイントだと思います。

ノコギリカミキリ
ノコギリカミキリは羽の部分の点刻が強いのですが、胸部の点刻は少なめです。そのおかげで胸部のツヤが強く見えます。

他には後ろ脚の一番太い部分。
人間だと太ももにあたるようなところに溝(みぞ)があるのがノコギリカミキリです。
ニセノコギリカミキリにはありません。

鳴き声

鳴くカミキリムシの多くは、胸の部分をこすり合わせて発音するのですがノコギリカミキリにはそれがありません。
それでもノコギリカミキリは「ギィギィ」と鳴きます。
どこから発音しているのかと思ったら、後ろ脚を腹部あたりの羽の縁にこすり合わせて発音しているようです。
だからちょっと腹部を押さえたりすると鳴かなくなります。
珍しい泣き方をしますね。

ノコギリカミキリ
羽の縁に後ろ脚をこすりつけてギイギイ鳴く。

夜行性で光に集まる

夜間に活動して動き回るのですが、灯火にも集まってきます。
家の前で見つけて、つついた時に激しく動き出した時にはかなりびっくりしました。
薄暗い中で、体も真っ黒なもんだから急に動いたらびっくりしますよね!?

他のカミキリムシはこちらから

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。

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