クロハネシロヒゲナガ

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クロハネシロヒゲナガ

概要

写真ギャラリー

よくみると金属光沢のある鱗粉がキラキラしている(大坂)

♂だが可愛い顔をしているじゃないか(大坂)

オスはとにかく触角が長い(大坂)

頭の部分は金色に輝いて、羽にも真っ黒ではなく模様があるのがわかる(大坂)

草原で休んでいた♂(大坂)

キラきたした頭と胸がキレイだ(大坂)

触角が風になびいて男前だ(大坂)

クロハネシロヒゲナガってどんな虫?

名前の由来

黒い羽に白く長いヒゲ(触角)を持っているから、長い名前だが見たまんまつけられています。
しかし、実際にはちょっとキラキラした光沢のある羽をしていて真っ黒ってわけじゃないんですよ!

ヒゲナガガ科の昆虫になりますが、名前はなぜか省略されています。本来なら「クロハネシロヒゲナガ」になっても良いはず・・・。

クロハネシロヒゲナガ
なんで省略したのかな??

ひらひらすーっと飛ぶ

俊敏(しゅんびん)に飛ぶのではなく、ふわーっと飛びます。見ていると小刻みに羽を羽ばたかせながら飛んでいるのですが、飛んでいるというより浮いて移動しているように見えます。
羽ばたいてる感じもでるのですが、真っすぐ飛んでいると、すーっと動いていくので不思議な飛び方です。
触角が長くて邪魔なのかもしれませんね。

バランスを取っていると思えば、まるでやじろべえのようにも見えて可愛いです。

長い触角はなんのため?

これは、フェロモンを感知するのに重要な役割を果たしていると言われています。
ですから、触角はメスを探すオスのほうが長いのです。
メスの触角も長いですがオスほどではありません。

クロハネシロヒゲナガ
オスの触角はとても長い

クロハネシロヒゲナガ の一生

イネ科の植物の茎の中などに産卵されます。茎の中を食べたり噛み砕いたクズなどを使って、なんと箕(ミノ)を作って茎から出てきます。そして、地上におりて枯れ葉などを食べて成長していくんですね。
クロハネシロヒゲナガは完全変態の昆虫ですので、蛹(サナギ)の状態を経て成虫になります。

携帯巣(けいたいそう)

2齢になった時に食草から出てきて作る箕(ミノ)を携帯巣(けいたいそう)と呼びます。
食草から出てきたときには、小さなクズをつかって作るのですが、地上に降りて生活をしていると枯れ葉を小さく刻んだものを使って携帯巣を作ります。

ちなみにこの携帯巣は筒状になっていて、前からも後ろからも顔を出せる構造になっています。

生息地と分布

本州から九州の屋久島あたりまで見ることができ、河原の土手などの草地に住んでいます。大坂の公園でも見かけました。

食べ物、餌(エサ)は?

成虫は花に訪花するのを見かけるのでミツなどを食べていると思います。
幼虫は1齢の時には食草を食べ、2齢から地面に降りて落ち葉などを食べて育ちます。

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。

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