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ウスグロセニジモンアツバってどんな虫?
腹部の背面に虹色に輝く鱗片(りんぺん)がついているのが特徴的です。
セニジモンアツバという似た種類がいますが本種の方が暗色。
セニジモンアツバは灰白色で、羽の中ほどは赤褐色になっています。
![ウスグロセニジモンアツバの写真](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2024/01/DSC_6664-1400x932.jpg)
![ウスグロセニジモンアツバの写真](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2024/01/DSC_4969-1400x932.jpg)
ヤガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群です。ヤガ科の昆虫たちは、なんと1000を超える種類が確認されているそうで、とても大きな分類群であることがわかります。
ヤガ科の中で「カギアツバ亜科」に分類されています。
生態や行動
食べ物や餌(エサ)は?
飼育下ではサクラの葉っぱなどである程度飼育することができました。
小さくてどこの部分を食べているのかよく分からなかったのですが、枯れてだめになった葉っぱのほうに好んで集まってきていたのが印象的でした。
隠れるときは枯れた葉っぱで、食べる時に移動しているだけかもしれませんが、少し枯れた部分を好んで食べている可能性もありますね。
![ウスグロセニジモンアツバの写真](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2024/01/DSC_7094-1400x932.jpg)
卵
とても小さな卵でしたが、拡大すると細かな模様が入っているのがわかります。
![ウスグロセニジモンアツバの写真](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2024/01/DSC_5119-1400x932.jpg)
幼虫
産卵から一週間ほどで幼虫が孵化(ふか)してきました。
![ウスグロセニジモンアツバの写真](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2024/01/DSC_6232-1400x932.jpg)
![ウスグロセニジモンアツバの写真](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2024/01/DSC_7598-1400x932.jpg)
生息地と分布
本州から九州、対馬、屋久島で見られ、暖地でよく見られます。
海外では朝鮮半島にも分布しています。
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ヤガ科まとめ 夜蛾図鑑
![ヤガ科特集バナー画像](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2022/12/yagakatokusyu-1400x610.jpg)
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