クロセセリ

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クロセセリの写真

クロセセリってどんな蝶?

セセリチョウの仲間には茶色っぽいものが多いので、この黒いセセリチョウは少し珍しいです。関西の方では黒いセセリチョウはほとんど見ることがありません。このクロセセリは、少し離れたところに止まってすぐに飛んでいってしまったので、種類がわかるか心配だったのですが、その黒い体と模様から判断することができました。

大きな紋と黒い体

色彩は黒っぽいセセリと言った印象です。実際には茶色みもあるので濃い茶色ですが、飛んでいるときの印象は黒っぽいセセリが飛んでいるって感じでした。白く大きな紋が入っているのが特徴的でパンダカラーなのが可愛いです。羽を広げたときの模様は、オオシロモンセセリなどと少し似ていますが紋の雰囲気が全く違うことで判断できそうです。なによりも、体が全体的に黒いのはクロセセリだけなので違いは明確です。

このように全体的に黒い印象を持つのはクロセセリだけです。他のセセリチョウにも羽を広げたら黒いものなどもいますけどね。しかし、ポイントは大きな白い紋があることでしょう。その白い紋があることでより黒さが際立っています。それがなければ、ちょっと色の濃いセセリチョウの印象から抜けられなかったように思います。

クロセセリとオオシロモンセセリ

クロセセリの写真
クロセセリは体が全体的に黒っぽいデザインです。羽を広げたところは、黒い羽に大きな白い紋が入っているという点でオオシロモンセセリに似ています。
オオシロモンセセリの写真
オオシロモンセセリは羽を広げたところはクロセセリと少し似ていますが、横から見れば体の下半分が白くなっているので違いは一目瞭然です。

幼虫(イモムシ)はショウガ好き

セセリチョウの仲間はイネ科を食べるものが多いのですが、このクロセセリの幼虫はミョウガやゲットウなどショウガ科植物を食べて育ちます。ちょっと珍しい食性のイモムシです。

京都でも見られる?

基本は南西諸島から九州を中心に確認されているチョウです。しかし、四国や本州にも侵入し分布を広げているようです。

京都でも確認されることがあるようですが、それは人為的な移入によるものとされています。

活動は日中に活発に飛翔して、ノアザミやアサガオなど各種の花を訪れて吸ミツする行動がよく観察されるようです。

セセリチョウ科まとめ 蝶の図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。
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