写真ギャラリー
ナナホシキンカメムシってどんな虫?
キレイな光沢
キラキラ光沢が光って見えるところから「キン」と名付けられているのだと思います。葉っぱの上に止まっているときも、飛んでいるときも美しい光沢が視線を釘付けにする昆虫です。太陽の日差しがあたっているときには、更にキラキラと輝いてとても美しいです。
ナナホシキンカメムシの幼虫
ナナホシキンカメムシは生まれたての幼虫のときから光沢の美しい体をしています。
ナナホシキンカメムシの成虫
七つの星
ナナホシだから背中に星が七つかと思ったらそんなこともないんですね。星の少ないものもいたりします。それでも緑の美しい光沢の中に美しく星が入っているのは見ごたえのある昆虫です。晴れた日に飛んでいる姿は本当に宝石が飛んでいるようです。
キンカメムシ科
昆虫の分類にカメムシ目があります。その中に含まれる「キンカメムシ科」の昆虫のことで、熱帯を中心に派手な模様の美しいものが多数生息しています。日本では10種程度が知られており、有名なものではオオキンカメムシやアカスジキンカメムシなどが生息しています。特に美しいもので「ニシキキンカメ」がいますが、複雑で美しい模様を持っており日本に生息する昆虫の中でも5本の指に入る美しさです。
集団越冬
成虫で越冬するのですが、集団で集まって春を待つことが知られています。この生きた宝石のような昆虫がたくさん集まっている姿は圧巻でしょう。僕は越冬を見られる時期に南西諸島の方へ行ったことがないので、いつか見てみたいものです。
似た種類のハラアカナナホシキンカメムシ
上からの見た目は似ていますが、お腹の方を見てみると「ハラアカ」の方は赤っぽくなっています。ナナホシキンカメムシは足の腿(もも)部分が赤いが、お腹はきれいな緑色をしています。