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ヒメオビオオキノコってどんな虫?
枯れ木についたカワラタケなどのキノコにつきます。
私が見かけたときにも、立ち枯れた木に生えたカワラタケを食べていました。
オオキノコムシの仲間の中ではよく見られるタイプの昆虫です。
オオキノコムシ科
コウチュウ目に含まれるグループで、楕円形や卵型としたものが多く含まれます。
「キノコ」と名前に入ることからもわかるように、キノコ類を餌としていて、幼虫もキノコやキノコのついた枯れ木に住んでいるのが特徴です。
ヒメオビオオキノコの特徴
ヒメオビオオキノコを含むオオキノコムシの仲間には似た種類がいくつかいます。
背中の模様で判別できるものが多いですが、ミヤマオビオオキノコは模様も似ています。
顔を見ると複眼が少し離れているのと(顔が横長)全体的に一回り大きいことで区別できます。
しかし、見比べてみないとわかりにくいですね。
カタボシエグリオオキノコは一回り大きいことと、前側の模様は丸く縁取るような形になるので見分けはつきやすいです。
その丸く紋になった部分を指して「肩星(カタボシ)」と名付けられていると思います。
オオキノコムシの仲間は綺麗な楕円形をしている種類が多く、このヒメオビオオキノコもラグビーボールを伸ばしたような綺麗な流線を描きます。
それと、触角の先が広がっているのが可愛いポイントです。
ヒメオビオオキノコの生態
食べ物や餌(エサ)
キノコに集まることが知られています。
倒木や立ち枯れした木についたカワラタケなどを食べています。
はっきりとはわかりませんでしたが、オオキノコムシは成虫も幼虫もキノコ類などを食べることが多いので、ヒメオビオオキノコの幼虫もカワラタケなどを食べていると思われます。
ヒメオビオオキノコの分布や生息地
本州から九州まで見られる昆虫で、倒木や立ち枯れした木にカワラタケなどがはえていると見つかるかもしれません。
カワラタケの隙間や、近くのウロなどに潜んでいることもあります。