トンボをテーマにしたクイズだよ!
月刊ムシミルでは昆虫を題材にしたクイズ、「ムシミルクイズ」を毎月掲載しています。
第3号では、トンボをテーマにしたクイズを出題しました!
クイズの内容をもっと詳しく解説したページになります。
全問正解できたかな?
Q1.どっちが肉食の昆虫かな?
Q1.答えは 「A」!!
昆虫の種類がわかれば簡単そうです!
左がオオヤマトンボの口で、右はツチイナゴというバッタの口になります。
トンボは他の昆虫などを捕食する肉食で、ツチイナゴは葉っぱを食べる草食ですね。
トンボとわかれば答えはすぐに分かりますが、口の形だけ見れば肉食のトンボと草食のバッタでも似ている気がして不思議ですね。
しかし、トンボの口はよく見てみると上の方に獲物を噛み砕く鋭いアゴがあります。
バッタの口は噛み付くようにはできていません。
どちらも全体を見ると大きく姿が違いますね!
オオヤマトンボ
ツチイナゴ
Q2.トンボじゃないのはどっちかな?
Q2.答えは 「A」!!
どちらも丸い頭部に細長い体。
そして透明な長い羽を持ちます。
大きな違いとしてはAの昆虫は触角がとても長いですね。
この昆虫は「ツノトンボ」といって、トンボの雰囲気を持っているだけで、どちらかといえば「ウスバカゲロウ」などに近い仲間になります。
ですからAがトンボではないので、Bがトンボの仲間です。
腹部がちょっと広がった印象の「ハラビロトンボ」というトンボなのですが、それ以外はトンボの特徴そのままですね!
Q3.トンボの幼虫「ヤゴ」はどっちかな?
Q3.答えは 「B」!!
見たことない人は面白いかな?と思って並べてみた幼虫です!
Aが「アリジゴク」といって、ウスバカゲロウの幼虫です。
砂地などですり鉢状の巣を作ることで有名な幼虫です。
Bが「イトトンボの仲間」の幼虫で、3号で特集しているオニヤンマとは似ても似つかない雰囲気を持ったヤゴですね!
体が細いことと、お尻の先が3つに分かれていることで迷うかもしれませんが、イトトンボの仲間の幼虫はこんな感じの姿をしているんですね!トンボの種類もいろいろです(^^)
成虫の姿も紹介しておきましょう!
アリジゴク(ウスバカゲロウ)
アオモンイトトンボ
今月のクイズはこれでおしまい!
ちょっとでも楽しみながら昆虫のことを知ってもらえると嬉しいですね。
また、外で見かけた時には観察してみてください!
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