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イヌビワオオハマキモドキってどんな虫?
美しい模様とキラキラした輝きを持つ南国の美麗種です。最初の出会いは、林道でチョウの仲間やトンボの仲間を探して歩いていたときに、足元でキラキラ光るものが動いたと思ってのぞき込んだときに見つけました。低い葉っぱの位置で、短い距離を飛んでちょこちょこと移動していました。日陰のようなところが好みなのかな?という印象でしたが、差し込んだ光に照らされたときにはその美しさが際立って印象深い出会いとなりました。
美しい輝きの蛾
日本では南方の蛾の仲間です。キラキラしたものを見つけたと思ったら美しい蛾がいたんですね。羽の模様が美しく、鱗粉(りんぷん)がキラキラ光っていて、地色のダークトーンとのコントラストがとても綺麗な種類でした。
ハマキモドキガ科
昆虫の分類でチョウ目の中にハマキモドキガ科があります。一般に「蛾(ガ)」の仲間として知られています。この仲間は小型で羽の幅が広い印象のものが多いですが、オオハマキモドキと名前のつくものに関しては少し大きめのサイズになります。
目が印象深い
緑色の目に黒い瞳孔(どうこう)が不思議な表情を見せています。まるでこっちを見ているような目が不思議な印象を持たせています。
キラキラ光る羽(翅)
林道などの葉っぱの上でよく見かけましたが、特徴的な模様がキラキラ光っていて木漏れ日から太陽の光が少し当たった時などには更に美しい輝き見ることができました。
ミドリオオハマキモドキと似ている?
八重山諸島には同じオオハマキモドキの仲間に「ミドリオオハマキモドキ」がいます。イヌビワオオハマキモドキと比べると一回り小さい種類になりますが、その形とキラキラしている印象から似た雰囲気を感じます。最初はこの種類の小型のタイプかと思いましたが模様が違うので調べてみたら違う種類でした。