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キノコヒモミノガってどんな虫?
キノコのカワラタケの仲間で見つけることのあるミノムシです。
普通に見られるミノムシとは雰囲気が違って、とても細長いミノに驚きます。
ミノの両端を吊り橋のようにキノコにくっつけている姿が特徴的ですね。
根本は木やキノコに掘った浅い穴につながっていて、先端部から乗り出してキノコを食べる生活を送っています。
ミノガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる中の一群です。ミノガ科の昆虫は、幼虫時代にミノを作って生活しているのが特徴的で、幼虫は蓑虫(ミノムシ)と呼ばれています。
キノコヒモミノガの特徴
キノコヒモミノガの蓑(みの)
木やキノコのクズでミノを作ります。
マダラになっているのが面白いですね。
長いものだと100mmを超えてきます。

成虫
鱗粉(りんぷん)が取れてしまっていますが、成虫の姿です。

生態
食べ物や餌(エサ)
ハカワラタケと呼ばれるカワラタケの仲間を食べることが知られています。
キノコを食べるミノムシなんですね。
成長(幼虫・蛹・脱皮殻・成虫)
幼虫
キノコや木のクズを使ってミノを作ります。
普段はその中に隠れて生活していますが、食事のときには顔を出してきますし、移動している姿も見かけます。


成虫




分布や生息環境
本州から南西諸島まで見られるようです。
図鑑によって、分布の記載に違いがあるので今後整理されていくと思います。
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ミノガ科まとめ 蓑蛾図鑑
