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ウンモンスズメってどんな虫?
全体的に緑色の印象を持つ美しい蛾の仲間です。羽を広げた後ろ羽にはピンク色が入っていて更に美しいです。
田舎のドライブ中にコンビニに立ち寄ると窓についていました。灯火に集まってくるので、コンビニの光に寄ってきてそのまま休んでいたのでしょうね!
スズメガ科
昆虫の分類でチョウ目があり、一般的な蝶(チョウ)や蛾(ガ)の仲間が含まれます。このサイトでは一般に蛾と呼ばれるものを「ガ類」としているのですが、ウンモンスズメはガ類の中の「スズメガ科」に含まれる一種になります。スズメガ科にはオオスカシバやベニスズメなどが近い仲間です。
ウンモンスズメってどんな虫?
ウンモンとは「雲紋」で、雲のような模様のことを指しています。
緑色が特徴的でもあるのですが、くすんだ色になったり茶色がかったなどの変化もあります。
後ろの羽はピンク色なのも可愛いですね。
生態
幼虫も卵も緑色
卵といえば黄色っぽいイメージがありますが、ウンモンスズメは卵のときから美しい緑色をしています。
幼虫も緑色で、赤い模様の入った大きなイモムシです。
蛹(サナギ)で越冬
夏の間にモリモリ食べて大きくなると、土中で蛹(サナギ)になって冬を越します。
走光性
光に集まってくる習性を走光性と呼びます。
夜行性のウンモンスズメも、光にやってくることがあります。