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カラスヨトウってどんな虫?
7月頃から見られるヤガの一種です。
見る角度で青黒く光って見える羽が綺麗な昆虫です。
日が落ちて暗くなっていたところで、このカラスヨトウを見つけました。
光の当たり方や見る角度で、見え方が変わってくるのが面白いですね。
1月に見つけたので、頑張っている生き残りだったのでしょう。
羽が擦れていたので、また綺麗な個体も見てみたいです。
ヤガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群です。ヤガ科の昆虫たちは、なんと1000を超える種類が確認されているそうで、とても大きな分類群であることがわかります。
ヤガ科の中で「カラスヨトウ亜科」に分類されています。
カラスヨトウの特徴
青紫色に鈍く光るのが特徴的です。
後ろの羽は赤銅色で縁の方は赤墨色のグラデーションになっています。
光の当たり方でつややかに光る印象は、名前にもあるカラスを思い起こさせます。
生態や行動
食べ物や餌(エサ)は?
クヌギなどの樹液の多いところで見つけたので樹液などを吸っているのだと思います。
試しにミカンを与えてみたらたくさん吸っていたので、果物の汁なんかにも集まりそうです。
生息地と分布
北海道から九州、屋久島のあたりまで見られます。
海外では朝鮮半島、中国、ロシア南東部からヨーロッパに広く分布しているようです。