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カシワオビキリガってどんな虫?
赤っぽい冬夜蛾(キリガ)の仲間で、11月頃の晩秋から冬にだけ見られる蛾の仲間です。
ヤガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群です。ヤガ科の昆虫たちは、なんと1000を超える種類が確認されているそうで、とても大きな分類群であることがわかります。
冬夜蛾(キリガ)として、冬に見られる蛾の仲間で「キリガ亜科」に分類されています。
カシワオビキリガの特徴
赤茶っぽい色をしていて、羽の模様の腎状紋(じんじょうもん)の内側が少しだけ黒くなっています。
その部分が、まるで黒点のようになっているのが目立ちます。
似た種類には「テンスジキリガ」や「ミヤマオビキリガ」がいます。
生態や行動
食べ物や餌(エサ)は?
幼虫はクヌギやカシワなどブナ科の植物を食べて成長します。
飼育下ではサクラなどのバラ科植物でも育つことがわかっているようです。
見つけ方?
糖蜜などにやってくるので、匂いでおびき寄せるのが効果的です。
走行性は低いようで、ライトトラップなどにはあまりやってこないようです。
生息地と分布
本州(関東より西)から九州まで広く見られます。
海外では朝鮮半島、ロシア南東部、中国での記録があるようです。
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キリガの仲間まとめ 冬夜蛾図鑑
ヤガ科まとめ 夜蛾図鑑
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