写真ギャラリー
ヨスジノコメキリガってどんな虫?
秋の終わり頃から見られる冬夜蛾(キリガ)の一種です。
雑木林や、都市部の緑地公園などでも出会うことのできる昆虫です。
ヤガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群です。ヤガ科の昆虫たちは、なんと1000を超える種類が確認されているそうで、とても大きな分類群であることがわかります。
冬夜蛾(キリガ)として、冬に見られる蛾の仲間で「キリガ亜科」に分類されています。
ヨスジノコメキリガの特徴
黄褐色の地色に赤褐色の4本の直線が目立っています。
羽の外側は強く波打っているのも特徴的ですね。
生態や行動
食べ物や餌(エサ)は?
自然下ではよくわかっていませんが、サクラやシラカンバ、ケヤキなどを幼虫に与えると飼育できるようです。
見つけ方?
糖蜜にも灯火にもやってきます。
触ると、飛んで逃げることもありますが、しんだふりをして落下することもあります。
キリガの仲間は擬死行動(ぎしこうどう)を取るものが多いようです。
冬の蛾なのに、寒くてショック死したのかと思ってしまいました。
最初焦りましたが、しばらくすると元気に動き出します。
生息地と分布
本州から九州まで見られます。
海外では台湾、朝鮮半島、中国、ネパールでも記録があるようです。
ヨスジノコメキリガの仲間をもっと見る!
キリガの仲間まとめ 冬夜蛾図鑑
ヤガ科まとめ 夜蛾図鑑
関連記事(一部広告含む)