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アトジロエダシャク

アトジロエダシャクの写真

写真ギャラリー

櫛歯状の触角を持ったオス

横から見ると立体的なデザイン

アトジロエダシャク

シャクガ科まとめ 尺蛾図鑑

アトジロエダシャクってどんな虫?

早春に見られるシャクガの仲間で、一見ヤガの中に見えたりします。

後ろの羽は白くなっていて名前の由来にもなっています。
後翅(こうし)の真ん中には目立つ黒斑があるのも目立ちます。

シャクガ科

昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群にシャクガ科はあります。アトジロエダシャクはその中の一種です。シャクガの幼虫はまるで尺(しゃく)を取るように移動することが知られており、尺取虫(しゃくとりむし)の愛称で親しまれています。

アトジロエダシャクは「エダシャク亜科」に分類されます。

特徴

ヤガっぽくも見えますがシャクガの仲間です。
後ろの羽は白く、中心にぽつんと黒点があるのが印象的で、羽を立てたときなどにちらっと見えます。
オスは櫛歯状(くしはじょう)の触角を持ち、メスはごく短い櫛歯の触角です。

アトジロエダシャクの写真
アオスの触角は櫛歯状(くしはじょう)。メスはごく短い櫛歯になっています。
アトジロエダシャクの写真
斜めから
アトジロエダシャクの写真
横から
アトジロエダシャクの写真
上から
アトジロエダシャクの写真
死んだふり?後ろ羽の真ん中に黒点が目立ちます。

生態(食べ物)

食べ物や餌(エサ)

幼虫は様々な広葉樹の葉っぱを食べて育ちます。

走光性

成虫はライトトラップなどの灯火にもやってきます。
光に集まる習性を走光性と呼びます。

分布や生息環境

日本では北海道から九州まで見ることができます。

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この記事を書いた人

村松佳優

昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。

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カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動もし、次代の育成にも力を入れて活動しています!
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