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アトジロエダシャクってどんな虫?
早春に見られるシャクガの仲間で、一見ヤガの中に見えたりします。
後ろの羽は白くなっていて名前の由来にもなっています。
後翅(こうし)の真ん中には目立つ黒斑があるのも目立ちます。
シャクガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群にシャクガ科はあります。アトジロエダシャクはその中の一種です。シャクガの幼虫はまるで尺(しゃく)を取るように移動することが知られており、尺取虫(しゃくとりむし)の愛称で親しまれています。
アトジロエダシャクは「エダシャク亜科」に分類されます。
特徴
ヤガっぽくも見えますがシャクガの仲間です。
後ろの羽は白く、中心にぽつんと黒点があるのが印象的で、羽を立てたときなどにちらっと見えます。
オスは櫛歯状(くしはじょう)の触角を持ち、メスはごく短い櫛歯の触角です。
生態(食べ物)
食べ物や餌(エサ)
幼虫は様々な広葉樹の葉っぱを食べて育ちます。
走光性
成虫はライトトラップなどの灯火にもやってきます。
光に集まる習性を走光性と呼びます。
分布や生息環境
日本では北海道から九州まで見ることができます。
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シャクガ科まとめ 尺蛾図鑑
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