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シモフリトゲエダシャクってどんな虫?
メスは短い羽を持った、エダシャク亜科に含まれるフユシャクです。
舗装された山道沿いのサクラの木についているのを見つけました。
シャクガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれるもののなかの一群にシャクガ科はあります。シモフリトゲエダシャクはその中の一種です。シャクガの幼虫はまるで尺(しゃく)を取るように移動することが知られており、尺取虫(しゃくとりむし)の愛称で親しまれています。
その中でも、冬にだけ姿を現す本種は「フユシャク」の仲間として親しまれています。
シモフリトゲエダシャクの特徴
オスは平地で見るものは少し明るい羽ですが、山地で見つかるものだと少し濃い色になるものがいるようです。
メスの羽は短いですが、ちょっとあります。
体色にも濃淡の変化があるようです。
メス♀
短い羽が特徴的。
脚(アシ)は白黒の斑模様ですね。
![シモフリトゲエダシャクの画像](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2022/12/7becf375c0bad1e3f1751199768eb79c-1400x937.jpg)
![シモフリトゲエダシャクの画像](https://insect.design/wp/wp-content/uploads/2022/12/DSC0078-2-937x1400.jpg)
生態
幼虫の食べ物や餌(エサ)
幼虫は広食性ですが、ソメイヨシノなどのバラ科植物や、ブナ科の中でもコナラ属などでよく見られるシャクトリムシです。
分布や生息環境
北海道から九州まで広く見ることができます。
平地から山地まで見られる昆虫で、海外では朝鮮半島やロシア南東部でも見られます。
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