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フサヒゲオビキリガってどんな虫?
秋の終わり頃から3月頃まで見られる冬夜蛾(キリガ)の一種です。
雑木林や、都市部の緑地公園などでも出会うことのできる昆虫です。
ヤガ科
昆虫の分類でチョウ目に含まれる、一般的に「蛾(ガ)」と呼ばれる一群です。ヤガ科の昆虫たちは、なんと1000を超える種類が確認されているそうで、とても大きな分類群であることがわかります。
冬夜蛾(キリガ)として、冬に見られる蛾の仲間で「キリガ亜科」に分類されています。
フサヒゲオビキリガの特徴
キリガの仲間は見分けのつきにくいものも多いです。
フサヒゲオビキリガの特徴をいくつか記載します。
- 腎状紋、環状紋は明瞭
- オス♂の触角は櫛状
- 後翅は暗色
- 亜外縁の黒点列は明瞭
オス♂とメス♀
オスの触角が櫛状(くしじょう)に広がっていますが、メスは糸状の触角です。
生態や行動
食べ物や餌(エサ)は?
幼虫はカシワ、クヌギ、サクラ類などを食べます。
成虫は人口の糖蜜などにやってきますので、樹液や花のミツなどを吸っているようです。
見つけ方?
糖蜜にやってきますが、灯火にやってくることはないようです。
生息地と分布
北海道から九州まで見られます。
海外では朝鮮半島、ロシア南東部にも分布します。
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キリガの仲間まとめ 冬夜蛾図鑑
ヤガ科まとめ 夜蛾図鑑
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