ゴマダラチョウ

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ゴマダラチョウの幼虫の写真

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越冬中の幼虫(大阪)

枯れ葉の裏でじっとして冬を越します(大阪)

ツノがなんともかわいい(大阪)

枯れ葉にピッタリくっついています(大阪)

背中の突起は3つ(3列)なのがゴマダラチョウの幼虫(大阪)

その形からナメクジ型とも呼ばれます(大阪)

ゴマダラチョウってどんな蝶?

都市部の公園などでも見られ、冬の生き物探しでも名前の上がってくる幼虫です。エノキの仲間の葉っぱを食べ、冬はその根本の枯れ葉の裏などでじっとして春が来るのを待っています。
成虫は白黒模様が特徴的ですが、目がオレンジなのと口が黄色いのでモノトーンの配色の中でよく目立っています。

大阪の公園でエノキの木を探して根本の枯れ葉を探してみたら幼虫を見つけることができました!宝探しをしているみたいで冬の昆虫探しも楽しいですね!

ゴマダラチョウの幼虫の写真
大阪の公園で見つけたゴマダラチョウの幼虫(1月)

ゴマダラ(胡麻斑)模様のチョウ

黒の地色に白い斑紋が入るのが特徴的な蝶々です。羽の裏も似た模様ですが、地色が少し明るくなって褐色です。

白黒の模様は同じタテハチョウの仲間であるオオゴマダラと似ているような気もしますが、その生態などは国蝶であるオオムラサキと近いものがあり、そちらの仲間に近い種類になります。

春型と夏型

春型のほうが夏型と比べて白っぽくなるものが多いです。個体によってはほぼ白くなるものも出てきます。

タテハチョウ科

チョウの分類の中にタテハチョウ科があります。ゴマダラチョウはタテハチョウの仲間の一種になります。日本の国蝶であるオオムラサキや名前も似ているオオゴマダラもタテハチョウ科です。

見られる場所

北海道から九州まで見ることができますが、北海道では数が減って珍しくなってしまいました。都市部の公園や樹林地でも見ることができ、割と身近な蝶だったりします。

関東の一部地域には、中国が産地と見られる外来のアカボシゴマダラが人為的と見られる侵入で定着してきました。食草などもかぶっているので、競合による悪影響が心配されています。

ゴマダラチョウの幼虫

年に何回か発生することが知られており、暖かい地域では年に3回くらい発生します。夏の終りに孵化(ふか)してきた幼虫は4齢幼虫まで成長すると越冬します。その間はエノキの枝や根本の落ち葉の裏などに隠れてじっとしています。

暖かくなってエノキの新芽も芽吹いてくると活動を始め、一度脱皮をすると終齢幼虫となり緑色のイモムシになります。

ツノのある幼虫で、その体型からナメクジ型と呼ばれたりもしています。

幼虫は越冬するときだけ茶色

ゴマダラチョウの幼虫は通常緑色のイモムシです。春から夏にかけてすぐに成虫になる幼虫はずっと緑色のままなのですが、越冬することを決めたゴマダラチョウの幼虫だけ4齢の時に茶色のイモムシになるのです。
枯れ葉や枝にくっついて冬を越すので、色の擬態によるものなのでしょうね。

ゴマダラチョウの蛹(サナギ)

ゴマダラチョウのサナギは「垂蛹(すいよう)」と呼ばれる、ぶら下がったタイプです。葉っぱを2つに折り曲げたような半月型をしています。

アカボシマダラとの違い

アカボシゴマダラは基本的には、名前のとおりに赤い紋が入ってるので見分けるのは簡単です。複眼の色も黒くなっているのもゴマダラチョウとの違いになっています。ゴマダラチョウの複眼はオレンジ色です。

タテハチョウ科まとめ 蝶の図鑑

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この記事を書いた人

村松佳優

村松佳優

宝石のように輝く小さな命を写し止める昆虫写真家。
昆虫の魅力を伝えることで、その未来を輝かせることをテーマにしている。
カメラマンやイベント運営などに携わりながら、大学の講師やクリエイターの支援活動をしながら次代の育成にも力を入れている。
詳細なプロフィールはこちらのページで。

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