関西に住んでいて昆虫館に行ったことない人って意外に多いのでは?
私は昆虫館にもよく行くのですが、行ってみると親子連れだけではなくカップルや大人だけで来ている人もたくさんいます。何度行っても新しい発見のある昆虫館。とっても面白いのです!
でも、行ったこと無い人はどんなところなのか不安ですよね?
ですから、昆虫館に遊びに行ってきた様子をまとめてみることにしました。昆虫館への行き方から、昆虫館の中にはどんなところがあるのかを写真付きで解説します。
伊丹市昆虫館とは?
兵庫県伊丹市の緑豊かな昆陽池公園敷地内にある昆虫館。1990年(平成2年)11月10日に開館しました。
一年中生きた昆虫とふれ合うことのできる施設で、昆虫の世界を10倍のサイズにしたジオラマが展示されていたり、充実した図書コーナーも有り、昆虫や自然環境について楽しく学べるようになっています。
伊丹市昆虫館へのアクセス
私は大阪から昆虫館へ向かいます。JR宝塚線に乗って「伊丹駅」まで行きます。
そこからバスに乗り換えます。4番乗り場から出ているバスに乗って「松ヶ丘」か「玉田団地」で降りると歩いて昆虫館までいけます。(阪急伊丹線の「伊丹駅」からもバスに乗れます。こちらも4番乗り場です。)
玉田団地で降りるとすぐに昆虫館なのですが、松ヶ丘から向かう場合は昆陽池公園をぐるっと回って昆虫館に向かうのですが、その道中も自然が沢山で楽しいですよ。好きな方で良いと思いますので、バスの乗車時間と相談しながら決めると良いですね。
バスの問題は、タイミング次第で20~30分くらい待たないといけないことがあります。そんなときはタクシーの利用もおすすめです。1,500~2,000円くらいで着きますので、何人かで行く場合は割り勘で乗っちゃっても良いかもしれません。
伊丹市昆虫館に到着
林道に入っていくような道を歩いていくと建物が見えてきます。
楽しそうな外観の伊丹市昆虫館です。
伊丹市昆虫館の見どころ
入館してすぐ、グッズコーナー(1階)
ここは何気に危険で、入館してすぐにあるグッズコーナーは種類も豊富でかなり面白いです。何が危険かというと、ここで足が止まってしまうのです。中を見れなくなると大変なので、色々見たい気持ちはこらえて先に進みましょう!
しかし、帰りにもちゃんと見ることが出来るので安心してください。
映像ホール(1階)
一階には映像ホールもあります。日によって上映スケジュールや内容に変更があるようですが「むしのうんこ」などかなり面白そうな映像が見られるようです。
第1展示室(1階)
第1展示室に抜けていくと、昆虫の世界に潜り込んだような気持ちになれるジオラマ展示や巨大な昆虫が迎えてくれます。ジオラマの中にはたくさんの昆虫が隠れているので探してみましょう。一緒に標本も展示されているので見比べてみると面白いですね。
特別展示室(1階)
特別展示室では世界の昆虫や身近な昆虫たちの標本などが展示されています。
生態展示室(1階)
ゲージの中でたくさんの昆虫が展示されています。時期によって入れ替えなどがありますが、南国の虫やクワガタムシやカブトムシ。ゴキブリや水生昆虫などの昆虫を生きた状態で観察できるので楽しいです。
チョウ温室(1階~2階)
温室で見ることの出来る蝶
チョウ温室の注意事項
・捕まえたり、触ったりすると蝶が弱るのでダメです。
・写真撮影はオッケーですが、三脚を使うのはNGです。
学習室(2階)
ここは一日過ごせる学習室です。楽しくてずっといたくなるのに勉強になる不思議な空間。子供がいたらぜひ連れていきたい場所です。
中にはたくさんの図書や図鑑。イモムシや蝶の蛹(サナギ)を間近で見ることが出来るようにしていたり。
どんだけでも見ていられます。
小さな子供を遊ばせておくコーナーもあるのがポイント高いですね。
第2展示室(2階)
第2展示室ではよく企画展を行っています。このときはファーブルをテーマにしていて、有名なフンコロガシやファーブルゆかりの昆虫のことを色々と見ることができました。
イベントスケジュールは公式サイトで確認できますよ!
https://www.itakon.com/news
色んな見どころがあって昆虫館は楽しいですね!
一通り展示を見たら、また一階に戻ってグッズコーナーなど見ると面白いですよ!さっき、見た昆虫がグッズになっていたりします。
あとは、みなさんが気になるであろう点や基本情報を載せておきます。
注意点や気になる点
駐車場
近くに昆陽池公園駐車場があります。
1時間200円でその後30分毎に100円の料金です。3時間ほど停めていたら600円になります。
トイレ
トイレはとても綺麗でした。一階の第一展示室を抜けて突き当りにありました。
空間的には広く設計されているようで使いやすいと思います。(ただ、男性用トイレしか見ていません。)
館内は飲食禁止
館内は飲食禁止になっています。自動販売機のある休憩場所などの一部ではドリンクオッケーですが、そこで飲みきってから館内を回るようにしてください。
ランチやお弁当
館内飲食禁止でカフェやレストランなど併設されていませんので、ランチやお弁当は外で食べることになります。雨など降ってなければ隣接する昆陽池公園でお弁当もよいかもしれません。
雨が降っていた場合は、昆陽池公園には「昆陽池センター」があり、休園日なしの9~17時まで休憩室と展望室が無料で利用出来るようです。近くには売店もありますが、何か買っていた方がよいかもですね。
もしくは、滞在時間は午前中か午後に決めて行って、駅付近まで戻るか車で移動して食事を取りに行くのもありですね!
実は、昆虫館を出たところの交差点に「ル・メニューよし井」という洋食店があります。定休日は昆虫館と一緒の火曜日なのであいている可能性は高いと思います。そこを検討してみるのも良いですね!
ル・メニューよし井(食べログ)
https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280306/28026854/
基本情報
兵庫県の昆虫館「伊丹市昆虫館(いたみしこんちゅうかん)」
館長 奥山清市
95年から昆虫館で働き2012年に館長になったベテランの方です。
館長としてのモットーは「虫と仲良く、人と楽しく」だそうです。今後の企画も楽しみですね!
伊丹市昆虫館webサイト(公式)
https://www.itakon.com/
ブログはやっていないようです。
更新頻度は低いようですが、SNSのTwitterとフェイスブックの公式アカウントがあるようです。
Twitter:https://twitter.com/itakon25
Facebook:https://www.facebook.com/itakon25
料金 | 【大人】400円 【中高生】200円 【3歳~小学生】100円(0~2歳児は無料) ・団体割引あり ・障がい者割引制度あり ・伊丹市内在住65歳以上半額 ・伊丹市内在住60~64歳平日のみ半額 詳しくは公式サイトを御覧ください https://www.itakon.com/information |
年間パスポート | 昆虫館パスポート 【大人】1500円 【中高生】500円 【3歳~小学生】300円 【有効期限】購入日から1年間 ・昆虫館受付で申し込み ・伊丹市在住60歳以上の方、障害者の方および介護人の方は割引制度あり(申込時に問い合わせ) |
営業時間 | 9:30~16:30(入館は16時まで/チョウ温室は10時から) |
定休日 | 毎週火曜日 (火曜が祝日の場合は翌日休み) ・12月29日~1月3日 ・その他、臨時に休館する場合があります。 |
住所 | 〒664-0015 伊丹市昆陽池3-1昆陽池公園内 |
アクセス | 【電車】 JR宝塚線・伊丹駅もしくは、阪急伊丹線・伊丹駅下車。 伊丹市営バス乗り換え。 【バス】 JR伊丹駅前4番のりば(市交通局サイト時刻表) 阪急伊丹駅前4番のりば(市交通局サイト時刻表) から市バスに乗車し「松ヶ丘」もしくは「玉田団地」バス停下車。 JR中山寺駅前1番のりばから市バスに乗車し「松ヶ丘」バス停下車。 【車】 国道171号伊丹市役所前交差点を北進。 昆陽池北交差点および中野大橋南詰をそれぞれ左折。 公園西側に「昆陽池公園駐車場」があります。 |
駐車場 | 【駐車料金】 1台につき1時間まで200円、以降30分毎100円追加 ・駐車場の車両高さ制限は2.1m以下 ・2.1m以上のお車でお越しの方はにお問い合わせ。 (昆陽池公園駐車場:072-785-2148) |
電話番号 | 072-785-3582 |
もっと楽しむ「伊丹市昆虫館友の会」
伊丹市昆虫館友の会に入るともっと楽しむことが出来ると思います。会員限定で参加の出来る「観察会、講習会、ハイキング」などを月に1~2回行っているそうです。
さらに「友の会ニュース」と「いたこんニュース」が届きます。友の会ニュースは参加型で採用されれば投稿もできるそうですよ。
ミュージアムショップでのお買い物が10%割引になる特典もついているようです。
伊丹市昆虫館友の会
関西の三大昆虫館の紹介
関西には伊丹市昆虫館の他に「箕面公園昆虫館(大阪)」「橿原市昆虫館(奈良)」があります!
まとめ
生き物に触れるのは大人でも楽しいですし、子供の教育にも繋がってくるのでぜひ一度は足を運びたいですね!冬場でも蝶がたくさん飛んでいるのは嬉しいものです!
それでは、ワクワクむしむし楽しんでいきましょう(^^)